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製品リコール研究部会
部会長プロフィール
渡辺 吉明(わたなべ よしあき)
1949年生まれ、1972年明星大学電気工学科卒業後米国企業に入社、その後、地上用太陽電池の要素技術、応用技術開発、通販用家電製品開発などを行ない、1993年より企業のPL対策の研究を開始した。2005年に取扱説明書の標準化を行なうNPO法人日本テクニカルデザイナーズ協会(現一社PL対策推進協議会)を設立、東北工業大学の客員研究員となり、製造物責任の研究特に、製品安全スマート化のシステムの実用化などを行なっている。
【研究部会の方向性】
「製品リコール」とは、引き渡し後に発生する不適合の是正措置を総称した呼称としてしています。一方、「製品」の定義を幅広く解釈し、自動車、建材、食品、材料や部品、さらにはサービスや複合システムの個別要素、例えばプログラムソフトウエアまでを含んで考えるべきとしています。また、リコールの問題は、現代のように市場がグローバル化し、複雑化していることを背景に、我が国だけの問題と限定せず、さらに設計時のインプットからから考えて、リスク対応の事前対策を含め、製品安全行政を含め、多くの研究者、企業の製品安全対策に関わる方々のご報告、意見交換の場としたいと考えています。
【主な研究テーマ(予定)】
例えば、大きく以下のようなテーマ分野で、多くの方々と意見交換を行ない、発展的な研究ができる場を提供致します。
- 産業保安・製品安全のスマート化に関する研究や提案
- 新しいリコール対策の考え方や先進事例の紹介・提案
- 効果的な消費者被害の防止のための各方面からの報告
- 製品リコールの実施後の分析などの提案や報告
- モバイル社会での製品リコールの消費者の認知性向上に関する研究事例の報告
- 欧米等における製品安全・リコール関連の調査、報告
- プログラム、ソフトウエア、住宅など、これまでPL法に抵触しなかった商品、サービスなどについてのリコールの可能性の研究、報告など
幹事:小林 孝夫
【研究部会の開催について】
- 2018年7月後半から年度内に3回ほどを予定。
- 日程などは決定次第webサイトに掲載し、事務局より部会員にご連絡します。
- 研究部会への参加は、学会関係者に限定せず、広く関心のある方々の意見交換の場としたいと考えております。